1998年にオープンした「品川インターシティ」は約3万5千平方メートル以上の広大な敷地にA棟・B棟・C棟の3棟からなる高層オフィスビルとして大手企業の本社があることで知られています。大崎にはオフィス中心の施設「ゲートシティ大崎」が1999年に完成し話題となりました。また大型ホテルの多さも品川の特徴。中でも品川駅すぐそばの「品川プリンスホテル」は3500室以上の客室を備え、映画館などのエンターテインメント施設も充実していることで知られています。また、品川と名古屋を結ぶ「リニア中央新幹線」の工事が2015年に始まり、12年後の開通が予定されていて注目を浴びています。
「品川インターシティ」にはスーパーゼネコンのなかでもトップクラスの大林組の本社が入っています。品川インターシティは巨大なため品川区と港区にまたがる施設で、大林組の入るB棟は港区になりますが最寄り駅は品川駅となります。大手組織系設計事務所の大建設計、梓設計、横河建築設計事務所の本社も品川区にあります。このように品川地域にはゼネコンや大手設計事務所が多く存在するので、CADオペレーターの求人が多い場所となっています。
新幹線が停車する品川駅のあるこのエリアは港南口方面の高層ビル群が林立する都内有数のオフィス街で脚光を浴びる一方で、台地になった高輪口方面には、「グランドプリンスホテル新高輪内」にある1911年にできたネオ・バロック様式「高輪貴賓館(旧竹田宮邸)」の宮殿建築といった歴史的建造物も数多くあり、そのコントラストを楽しめる街。新旧の施設が混在する、いま勢いのある街でのお仕事は毎日が刺激的なものとなることでしょう。